子供を犯罪から守る!絶対に被害者にならない方法

こんにちは、おさちです(*^^*)

先日、熊本市私立幼稚園・認定こども園PTA連合大会に出席してきました。その中で子育て世代のママやパパが気になる子供の安全についての講演がありました。

普段暮らしている中のちょっとしたことに気をつけるだけで、絶対に被害者にならない方法が紹介されていて、ママやパパだけでなくもっと多くの人に知ってもらいたいなぁと思ったのでご紹介させてください。

絶対に被害者にならない方法

まず、絶対と言い切っているには理由があります。

講演された先生がそうおっしゃっていたんですが、これから話す内容を実行することで99.9%被害にあっていないというデータもあったからなんです。0.01%はお見逃しを。。。

自転車を盗まれない方法

熊本県内では、今年10月までで1285件も自転車が盗まれていることにまず驚いてしまいました。

昨年の同時期と比べると200件弱は減少してはいましたが、そんなに多くの自転車が盗まれているなんて。。。とすごく悲しくなりました。

私自身も10代の頃に自転車を盗まれたことがあって、その時の悲しさとか怒りを思い出してしまいました。ありがたいことに、数日後に別の場所に乗り捨てられているのが見つかったので良かったです。お小遣いを貯めて買った自転車だったということもあって、見つかったときはホントに嬉しかったんですよね。

親としても子供に悲しい思いはさせたくないですから、次のことを守っていただければと思います。

  • 路上に置かない
  • 自転車置場に置く

この2つはもう鉄則なので当たり前ですが、一番大事なのが

  • 2重ロックをかける

ということ。

自転車には元々付属している鍵がありますが、その鍵にプラスしてロックをします。100均にも売っているチェーンロックで十分とのことでした。

熊本ではこの10年、2重ロックしてある自転車は盗まれていないということで、効果は絶大のようです。もちろん、100均ではなく、さらに壊されにくい鍵をつければ安全ですね。

ひったくりに遭わない方法

この方法は実際に知っていて実践していたので、やはり有効なんだと再認識した方法でした。

ひったくりに遭うと、かばんを盗られるのはもちろんそうなんですが、だいたい後ろからバイクで近づかれてバッグをひったくられるので、転倒する恐れがあるんです。金品はもちろんですが、自分の安全を守るためにも必要なことです。

  • 車道側にバッグを持たない

これだけです。とっても簡単ですよね。

要は、ひったくられる側にバッグやかばんを持たないようにすればいいわけです。ひったくる側からすれば、自分側にないかばんをわざわざ狙うことはしないんですね。

悪者は、捕まらないためのリスクヘッジを常に考えているので、少しでもリスクのあることはしないということでした。

車上狙いに遭わない方法

熊本県内では10月までで410件起こっていて、昨年同時期より40件近くも増えていました。

一番車上狙いに遭いやすいのが、温泉センター、パチンコ、イオンなど車から長時間離れる場所での被害でした。

貴重品を車に置かないのが一番ですが、ちょっとと思って離れたスキに盗られるなんてこともあるようです。

というのも、コンビニで多い事例が子供のトイレで立ち寄って、エンジンをかけたまま車を離れてしまって、その間に財布だけ抜き取られるというもの。盗られた被害者は財布だけないということに気づかないまま、コンビニをあとにするので、後から財布がないことに気づいてもどうしようもないんですね。

犯人はコンビニ外の喫煙所に待機していて、エンジンをかけたままトイレに入ったことを確認するとサッと行動に移すんだそうです。その間、わずか2秒で犯行は可能とのこと。

ほんの少しと思わずに必ず鍵はかけるようにしないといけないですね。

では、車上狙いに遭わないためにはどうすればいいのか?

  • 貴重品はトランクに入れる

でした!

ちょっと面倒ではありますが、貴重品を車に残さないといけない場合、財布だけでもトランクに入れていくだけで被害に遭わずに済みます。まぁ、財布を持って出れば問題ない話ではあります。

私の場合は、財布だけ持ってバッグを車に残して買い物をすることがあるので、バッグを後部座席に置いたり、ひざ掛けをかけてバッグが外から見えないようにする工夫をしています。

車上狙いは、昼間は現金やカード狙いの場合が多く、夜間はプロの集団がカーナビやオーディオを転売目的で狙うようです。残念ながら、プロに狙われてしまうと自分の家の駐車場でさえもガレージでもない限り防ぎようはないようです。

防犯カメラを設置していると抑止効果はあるようです。

空き巣に入られない方法

オートロック付きのマンションは安心と思っていると危ないようです。

ここでは書けませんが、マンションのオートロックは外側から簡単に開けてしまえるんだそうです。

悪者の間では当たり前のように知られている方法なので、マンションの共用部には簡単に入られてしまうとのことでした。

手口はこうです。

  1. 各階の玄関が見渡せる外の階段に潜伏して、人が出ていく部屋を確認。
  2. 昼間、鍵をかけて出かける場合は部屋に誰もいないはず。
  3. ピッキングで部屋に入り、物色。
  4. また、階段に潜伏。
  5. また出かける人を見つけて、2件目の犯行に及ぶ。

という具合に、1つのマンションで2,3件犯行が可能なんですね。出かけた人が帰ってこない限り、犯行には気づかれないので、次々に空き巣に入れるということでした。

空き巣を防ぐには、

  • ディンプルキーにする
  • 補助錠をつける

とのことでした。

我が家はウェーブキーなんですが、ディンプルキー同様ピッキングでは開けることができません。

ディンプルキーは鍵に丸いポチポチした穴があいていて、ウェーブキーは鍵の表面に波のように溝が彫ってあるものになります。

どちらも防犯性に優れているので、家の鍵は変える場合はどちらかを選ぶといいでしょう。

ただ、鍵を交換するにもそれなりに費用がかかりますので、補助錠をつけるだけでも開ける手間が増える分、空き巣には狙われにくくなりますので、ご自宅の状況に合わせて選んでみてください。

子供を犯罪から守るためには

上に示した方法は、被害者にならないための方法でしたが、子供を犯罪から守るためにはどうすればいいのでしょうか?

講演された先生がおっしゃっていたのが、

  • コミュニティの再編

です。どういうことかというと、その先生が子供の頃だった40年前は今のように多くの犯罪は起きていなかったといいます。

学校から帰ってきた家に誰もいなくても鍵はかかっていないし、隣のおばちゃんに親の行き先を聞けばどこへ行ったかわかるような状態だったとか。今でもその田舎では、鍵をかけずに出かける人も多いとのことでした。

この昔ながらのコミュニティが子供を守るために今、必要になってきているんですね。

逮捕されたとある窃盗団グループの人に聞いた話として、地の利のない場所で盗みに入る時は、「自治会の掲示板がキレイなところは狙わない」と言われていました。

掲示板がキレイなところは、その地域のコミュニティが機能していて、自治組織がしっかりしている。逆に終わってしまったお知らせをいつまでも貼ってあるような掲示板があるところは、コミュニティが機能しておらず、盗みに入りやすくて見つかりづらいんだそうです。

コミュニティがなければ、不審な人物がいてもみんな見て見ぬふりなんですね。コミュニティがあると、怪しい人がいればすぐに連絡が取り合えるようになっていたり、道行く人が挨拶したりすれば、悪者は認識されたと見なしてそこでは犯行を行わないそうなんです。

要は、昔のようにおせっかいなおじちゃん、おばちゃんがいる地域では犯罪は起こりにくいということでした。

今の世の中、自分だけがよければいいと思う人が私も含めて多いと思いますが、自分の子供を守るためには地域のコミュニティにも積極的に参加していく必要があるんだなぁと感じた講演でした。

最後に、講演していただいた先生がおっしゃっていたのが、道行く知らない人にも挨拶をしよう!ということでした。

上でも少し触れましたが、悪者は捕まらないためのリスクヘッジを常に考えていますから、あいさつされると顔を見られたことになります。

認識されると犯罪は行われないわけなので、あいさつ1つで犯罪を防げるんですね。あいさつすることは、今からすぐに実践できるのでやっていこうと思いました。

コミュニティの再編と考えるととてつもなく大きなことのようですが、一人ひとりが道行く知らない人に挨拶をすることからならそんなに難しいことではないように思います。

人とのつながりが煩わしいこともありますが、子供を守るためだと思うとそこまで苦にはならないのではないでしょうか。

まずは身近なあいさつからはじめてみませんか。

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