年末ひとりになれる時間があって、ふらっとTSUTAYAに立ち寄りました。1時間くらい本を物色していたでしょうか(笑)
小説、ビジネス書、自己啓発本など4冊を購入。この半年で50冊くらい買っていて、ビジネスの合間に読書したい欲が増しています。
今回はその中の1冊『うまくいっている人の考え方』の感想・レビューなどを綴っていきたいと思います。
うまくいっている人の考え方~自尊心とは~
冒頭、次のような文章があります。
自尊心とは何か。簡単に言うと、それは自分を好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造するに値する人間だと信じる気持ちのことである。
自尊心は大切だろうか。答えはイエス。なぜなら、自尊心は人生のほとんどすべての局面に影響を与えるからだ。たとえば、人間関係、自身の度合い、職業の選択、幸福、心の平和、成功。これらはすべて自尊心と密接な関係がある。引用元:うまくいっている人の考え方「はじめに」より
著者のジェリー・ミンチントンは、人生がうまくいっている人に共通しているのは「自尊心」が高いことだと主張しています。自尊心とは、簡単に言うと、自分を大切にしようとする心だと思います。
しかし、自分と周りを比較して欠点ばかりが目についたり、周りを羨んだり妬んだり、つい自分を大切にできない気持ちになることも多いですよね。
本書は、うまくいっている人の考え方を見開き2ページを使って、1項目ずつ合計100個の考え方を紹介しています。読書が苦手という人でも非常に読みやすく、目次を見て気になるところだけ読むということも可能です。
TSUTAYAにたまたまプレミアムカバーの花柄があったのでそちらを購入しました。
新書はバッグに忍ばせるのにちょうどいい大きさなので、通勤電車の中だったり、お昼のちょっとした合間だったり、バッグからサッと取り出しても花柄カバーですから、どんな本か知られることもありませんしいいですよね!
個人的に花柄でピンクの背景なので、女性としてはテンションあがるカバーです。キレイなもの、美しいものは何か1つ持ち合わせていたいものですね(^^
うまくいっている人の考え方【感想・レビュー】
まずは、本書の目次をさらっとご紹介。
- 第1部 自分を好きになる
- 自分に寛大になる
- 自分を大切にする
- 自分を受け入れる
- 自分の価値を信じる
- 自分の人生を生きる
- 第2部 よりよい考え方を選ぶ
- 視点を変えてみる
- 自分と出会う 人と出会う
- ポジティブに考える
- ありのままの自分を見る
- 自分の手で人生を創り出す
引用元:Discover
第1部と2部に分かれていて、それぞれ5つの項目に約10個ずつの考え方が詰まっています。私が気になった部分をご紹介していきますね。
- いやなことを言う人は相手にしない
~うまくいく考え方~
相手を気分よくさせるために、
自分が不愉快な思いをする必要はない。引用元:うまくいっている人の考え方
- 仕事を楽しむ
~うまくいく考え方~
自分は、心から楽しめる仕事をするに値する人間だ。引用元:うまくいっている人の考え方
職場の上司にいびられてるとか、したくない残業をさせられてるとか、日本人は特に自分が嫌なことも断らずに我慢する傾向がありますが、それって自分を大切にできていないことになるんですよね。
誰かのために無理に自分の気持ちを押し殺す必要もないし、もっと自分の気持ちに正直に生きていいんだということを本書は語っています。
仕事が苦痛でしょうがないなら、転職を考えてみるとか、自分の好きなことで生きていくためにはどうしたらいいか調べてみるとか、今の仕事を楽しむためには何が必要かとか。
- 夢を実現するために行動する
~うまくいく考え方~
ほしいものがあるなら、
それを手に入れるだけのことをする必要がある。引用元:うまくいっている人の考え方
これは私もすごく共感したんですが、夢を持つだけでは叶うことはありません。念ずれば花開くなどと言いますが、思っているだけではダメだということですね。
あなたが何か夢を持っているのなら、その夢のために今日は何かしましたか?
夢に向かって行動していないなら今すぐ行動するべきです。
とは言っても、なかなか行動できない人がほとんどですよね。まずは、自分の叶えたいことは何なのか、やりたいことは何なのか、書き出してみるだけでもいいと思います。
やりたいことが見つからないという人は、自分がこの人の生き方なんかいいなと思えるような人をさがすといいですね。そこから、その人のような生き方をするにはどうしたらいいんだろう?その人だったら、こんな時どうするだろう?とその人の生き方に近づく努力をするといいと思います。
努力というと嫌がる人もいるかもしれませんが、自分がしたい生き方に近づくためですから、その過程はわくわくするものになるでしょうし、実際に行動しているといい風が吹いてくるのがわかるはずです。
まずは夢に向かって少しでも前に進んでみませんか?
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