「当たり前のことなんだから!」と昔から言われてきた日本人は当たり前のことに対して、特に何の疑問を持たない人が多い印象です。
しかし、世間一般で言われる常識が自分にとって窮屈に感じることって人それぞれあると思うんです。たまには、自分の中の当たり前や常識を疑ってみる機会を持つと、急に窮屈だった世界から人生が変わっていくこともあります。
今回は、そんな当たり前を疑うことについて綴っていきたいと思います。
目からウロコの発見
私の生活サイクルは、忙しいと夜中にビジネスをしてることが多いです。それまでは、20時に息子を寝かしつけてから家事を終わらせて、22時頃からビジネスに取り組んでいました。
しかし、息子との寝落ち率がハンパなくて、翌朝起きてできなかった仕事のことを考えると反省する毎日でした。
「どげんかせんといかん!」と寝落ちしない方法を探っては実践を繰り返していたんですが、どれもあまり効果を得られませんでした。
そんなある日、息子と寝落ちしてしまって、0時半頃にふっと目が覚めたんです。耳元でガンガン目覚ましがなっても起きない私には、ちょっと意外な体験でした。さらに言うと、かなりすっきり目覚められたんですよね。
そのまま朝まで仕事して、寝ずに朝食とお弁当作り~といつもの1日をスタート。ちょっと早い朝活ができた快適な日になりました(^^♪
この日から「寝落ちしないように」するんじゃなくて、「私も息子と一緒に寝ちゃおう」というスタイルに変えてみると、これが見事にマッチ!
夜中に目覚ましをかけると、息子が起きちゃうんじゃないかと心配していましたがなんのその(^^
私の中で『寝落ちしちゃいけない』『寝るのはビジネスが終わってから』という当たり前が、180度変わった瞬間でした。今では目覚ましを忙しい時は0時半、通常は2時にセットして、4時間半から6時間の睡眠を確保するようにしています。90分の睡眠サイクルが私にはちょうどよくて、目覚ましの音が聞こえます(笑)
夜の静かな時間にビジネスができるし、寝起きなので頭もクリアになっていて仕事が捗るんですよ!
自分が当たり前だと思っていたことでも、ちょっと見方を変えてみたり、こうしたらもっと効率がよくなるんじゃないか?と考えてみたりするだけで、劇的に変わることってあると思います。私のように目からウロコの発見があったりとか。
タイヤがパンクした話
アメリカの宗教家ロバート・シュラーのこんな話があります。
シュラーが家族とドライブ中にタイヤがパンクしてしまいました。タイヤを交換するためにジャッキアップしたら、ジャッキがポキリと折れてしまいます。このままではタイヤが交換できません。
そこでシュラーは「タイヤを持ち上げられないなら、地面を掘ったらどうだろう?」とひらめきます。
少し大変ではありましたが、タイヤ下の地面を掘って無事にタイヤを交換することができ、その後のドライブを楽しめたんだそうです。
タイヤを交換するには『タイヤを持ち上げるのが当たり前』だと思っている限り、解決することはなかったですよね。発想の転換でもあると思いますが、自分の中の当たり前をたまには疑ってみると面白い発見があるかもしれません。
会社はずっと勤めるもの?
ほんの少し前まで、大学を卒業したらいい会社に入って、いずれ結婚して定年まで働いて、退職後は退職金と年金で暮らすのが当たり前でしたし、自分の親世代はまだまだこの考え方の人が多いように思います。
でも今ってもうそんな時代じゃないんですよね。
サービス残業がまかり通っているような会社に自分の貴重な時間を費やしてる場合じゃないです。その仕事そのものが好きでやりがいを感じているなら何も言うことはありません。
ただ、体が壊れるまで働いてお払い箱になったり、会社の人間関係に疲れて心を病んでしまった挙句、自殺を選んでしまったり。そんなニュースを耳にするようになりました。
自分は会社を辞めようと決意しても、せっかくいい会社に就職したんだからと周りの人は止めるでしょう。世間の当たり前がそうだから。
でも、そんな必要はありません。心と体を壊れる前に、自分を守るために行動すべきです。
とは言っても、計画なしに会社を辞めるのはリスクでしかありませんから、会社を辞めてもいい状態を自分で作ってしまいましょう。私の公式メルマガではその方法をお伝えしていますので、ご興味があれば登録してみてください。
自分の当たり前や常識に囚われず、もっと自由な発想で自分のライフスタイルを築いていきましょう。
コメントを残す